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令和6年度 札幌開発建設部優良工事等表彰受賞(7月31日)

2024.07.31

-桑島部長から吉田社長と担当技術者に表彰状授与

 札幌開発建設部は7月31日、令和6年度優良工事等表彰式を行いました。弊社は「清真布川八線樋門補修検討外業務」で受賞し、桑島正樹部長から吉田社長と担当技術者に表彰状が授与されました。

 桑島部長からは「今回の受賞は、新たな手法・アイデアの提案や効果的・効率的な調査、精度の高い構造物の設計をされるなど他の模範となる極めて優秀な成果をおさめられ、これにより質の高い社会資本の整備の実現が期待され、北海道開発の推進に大きく寄与されました。各社・各技術者の技術力の研鑽をはじめとした日ごろのご努力とご家族の皆様の支えがあってのことだと思います。今後も北海道の良質な社会資本の整備、維持管理のため、お力を発揮し益々のご活躍を期待します。」との言葉をいただきました。

 晴れの受賞となった担当技術者は「これまでに局長表彰や部長表彰は複数回受賞しています。今回の業務は樋門の改修方針の決定と予備設計、河道掘削に伴う施工計画検討と、異なる分野の業務を同時並行で進めました。特に改修方針の決定では、樋門改築の必要性を実証するため、水を土のうで堰き止めポンプで排水し、杭の変状を確認するため非破壊探査とファイバースコープを用いて確認するなど、現場での作業に加え、FEM解析も実施し杭が変状していることを証明しました。これにより、「改築が必要である」という方針を結論付け、流域の安全確保に繋がると思っています。今後は若手技術者での受賞を目指し、若手の育成に力を入れ、自身の経験とノウハウを伝えていきたいと考えています。」と喜びを語っています。

 弊社といたしましては、今回の受賞を励みとし、今後も地域社会に欠かせない存在の一員として、より一層の技術の研鑽に努めていきます。

桑島部長から表彰状を受け取る担当技術者
札幌開発建設部桑島部長との記念撮影